【日間賀島】多幸（たこ）の島・福（ふく）の島、日間賀島の観光レポート！アクセスや観光スポットの紹介をします♪

記事更新日：2025年6月16日

日間賀島とは

日間賀島（ひまかじま）は愛知県知多郡南知多町に属する三河湾の離島です。
令和７年時点での人口は約1600人、島の名物はタコやフグで、多幸（たこ）の島・福（ふく）の島としても知られます。

アクセス

日間賀島へは師崎港（もろざきこう）、河和港（こうわこう）、伊良湖港（いらごこう）からアクセスできます。

師崎港

師崎港は３つの港で最も日間賀島に近く、10分～20分で日間賀島に到着します。
※篠島経由の有無など、航路により所要時間が異なるので詳しくは名鉄海上観光船のダイヤを確認してみてください。

師崎港は現在建て替え工事中で、仮設チケット売場にてチケットの購入が可能です。
※2026年1月頃に利用できるようリニューアル中です。

仮説チケット売り場には待合室やトイレはありましたが、コインロッカーや喫煙所はありませんでした。

駐車場は60分100円/24時間最大料金2,000円で利用できます。（旧駐車場、新駐車場ともに駐車料金は価格統一）

河和港

河和港は名古屋方面から師崎港までの道中にある港です。
徒歩4分程の距離に河和駅（名古屋鉄道河和線）もあるので電車でのアクセスも可能です！
河和港から日間賀島までのフェリーの時間は名鉄海上観光船のダイヤを確認してみてください。

河和港には駐車場あり、トイレあり、自販機あり、ベビールームあり。
駐車場は60分100円/24時間最大料金500円なので師崎港より最大料金は安価です♪
コインロッカーはありませんでした。　

伊良湖港

伊良湖港から日間賀島へアクセスは時期により2種類のダイヤに分かれています。

通常ダイヤで1日3便、冬季ダイヤで1日2便と師崎港や河和港と比較するとダイヤの本数が少ないのでフェリーの時間には要注意です！※ダイヤは下記から変更されている可能性もあるので名鉄海上観光船のダイヤをチェック！

【通常ダイヤ】4月1日～10月31日＋11月1日～3月31日の土休日＆12月29日～1月3日運航
【冬季ダイヤ】11月1日～3月31日の平日（12月29日～1月3日除く）

駐車場は「道の駅 伊良湖クリスタルポルト」の駐車場が約200台分あり、無料で利用できるそうです。
※伊良湖港は今回寄らなかったのでしまネコ（筆者）調べの情報です。

日間賀島の港

日間賀島には東港と西港があります。
西港、東港どちらからでも観光は可能ですがしまネコ（筆者）のおススメは西港からの観光です！
西港は東港に比べて飲食店やお土産屋、レンタサイクルなどの数が多いので日間賀島を一周して帰りのフェリーの待ち時間も有効に使えそうです。
また、日間賀島は日間賀島観光協会の販売するスタンプラリーがあり、西港のひまポで販売されています。
（※但し日間賀島観光協会の定休日である火曜日と木曜日は購入不可）

※ひまポ以外でのスタンプラリー販売もいくつかあるそうですが、在庫が少ない傾向にあるそうなので西港ひまポでの購入が間違いなさそうです。

日間賀島東港

日間賀島東港の名鉄海上観光船がこちら。
待合所にはロッカーがあり、道路を挟んだところに東里というお土産販売やレンタサイクルをしているお店もあります。

日間賀島西港

日間賀島西港は港に着くとすぐ正面にひまポ（ひまかじまポート）があります。
ひまポはフェリーのチケット売り場・待合所の他におむつ替え台、授乳室、コインロッカー(500円/700円）、喫煙スペースなども用意されています。

島内の移動手段

島内の移動手段は徒歩、レンタサイクル、電動キックボードなどがあります。
しまネコ（筆者）は当記事で紹介している観光スポットや飲食店を徒歩でゆっくり観光しましたが5時間ほどで一周することができました。
あまり足を止めることなく周るだけであれば2時間ほどで可能だと思います。

篠島と合わせて観光したい方などは移動効率の良いレンタサイクルや電動キックボードがおススメです。

観光スポット

日間賀島駐在所

日間賀島名物のタコをモチーフにした駐在所。
日間賀島西港からすぐ近くの場所にあります。

歓迎タコのモニュメント

日間賀島の西港と東港にはそれぞれ島外からの観光客を出迎えるように歓迎タコのモニュメントが設置されています。
西港のタコは”ニッシー”、東港のタコは”ガッシー”と名前もあります♪

屋号入りのタコつぼ

日間賀島のあちこちで見ることができるタコつぼ。
特に西港の八幡神社周辺には多くのタコつぼが積み上げられています。
また、タコつぼには所有者を明確にする為の屋号が記されています。

日間賀島資料館

日間賀島資料館は残念ながら令和4年12月5日に閉館してしまっていました。
正面玄関向かって右手には屋上に続く階段があり、高い位置から島の景色を眺めることができます。
日間賀島観光協会の方に確認すると、登ることは禁止されていないそうですが夏場などは植物がかなり生い茂るので登るのが難しくなることもあるそうです。

恋人ブランコ（ハイジのブランコ）

東港より徒歩10分程、サンライズビーチの近くにあるブランコ。
海に飛び出してしまいそうなブランコは迫力があり、解放感もばつぐん！
子供は勿論、大人にも写真スポットとして人気でした♪

島でもドア

恋人ブランコ（ハイジのブランコ）のすぐそばにある、どこかで見た事のあるこのドアは島でもドアというそうです。

写真は東港サンライズビーチすぐの場所で撮ったものですが、後日調べてみると日間賀島にはもうひとつ島でもドアがあるみたいです。日間賀島防災センターの近くにあり、高台から島や海を見渡すことができるので景色がとても良さそうなので興味のあるかたは是非行ってみてください。

※ちなみに現在GoogleMAPにはどこでもドア（ピンク）という名称で登録されています。

タイルロード

日間賀小学校の卒業制作でつくられたものが時代と共に増えていき現在では圧巻のタイルロードとなっています。
タコやフグなどの統一されたテーマで制作されたものや、その時代に小学生の間で流行ったであろうキャラクターなどもみることができました。
日間賀小学校の卒業制作を中心に飾られていますが、一部他県の小学校名が記されたものもありました。

日間賀島の飲食店

日間賀島のお店探しにはひまぷらがとても便利です！

エリア、お店の種類、商品や利用したいサービスを選択すると該当するお店を一覧表示できます。
この記事ではしまネコ（筆者）の行ったお店を抜粋して紹介していきます♪

まりんぶるー

個人的に日間賀島で寄ったお店で一番素敵でした。

5年ほど前まで旅館として営業されていたそうですが、子供たちが島外に出ていったタイミングで旅館としての営業は断念。
その後はカフェとして営業されているそうです。

お店の場所は島の外周を周っているだけではわからないので、お店の看板をみつけて階段を上っていく必要があります。

お店の前には勇者の剣が刺さっていたり、お店に入ると使われなくなった旅館スペースがあり誰の姿も見えません。
カメラで確認してくれているのか、音で認識してくれたのかどこからともなく「下に降りてきてください」と声がかかります。

声が聞こえる方に向かうと、今度はトリックアートの並ぶ階段。
そう、みなさんお気づきかもしれませんが…かなりクセすごのお店です（笑）

席に案内していただくと今度はス○イダーマンが座っています…。
有名人の色紙もたくさん並んでいました。（久本雅美さん、ドランクドラゴンさん、3時のヒロインさん、ザ・ダッチさんなど）

飲食スペースは店内とテラス席と選ぶことができ、どちらも景色は最高です。

店内にはコスプレグッズや折り紙、占いコーナーなど、様々なものが並んでいます。
情報量の多さ…( ﾟДﾟ)

食事はタコカレーセットを注文。
セット内容はタコカレーにサラダ、500円のドリンクにデザートまで付いて1600円です。
（今回は差額を支払いドリンクをウインナーコーヒーに変更）

景色の良さや、情報量が多くがちゃがちゃした店の雰囲気も好みですが、何よりもこのお店で良かったのが食事の美味しさでした。
タコカレーが本当に美味しくて、また日間賀島に来た時にはもう一度食べようと決めています。

ウインナーコーヒーにタコさんウインナーが乗っているのも面白かったです(‘ω’)

住所：愛知県知多郡南知多町日間賀島下海36

坂元屋

48年以上続く島民にも観光客にも愛されるお店。
1本90円のみたらし団子がとても美味しかったです。
お店を経営するご夫婦の方もとても気さくで癒される事間違いなしです！

閑散期（寒い時期）は営業していないようで、夏でも雨の日は休みになることが多いそうです。

★坂元屋のinstagramはコチラ↓
https://www.instagram.com/sakamotoya_himakajima/#
住所：愛知県知多郡南知多町日間賀島石ケ上16-1

BEACH HOUSE Haigee

南国をイメージした店内に写真スポットや海の見えるテラス席まであります。
タコ焼き、しらす丼、パスタ、ポテト、から揚げ、かき氷、スイーツなど飲食メニューも豊富です。

住所：愛知県知多郡南知多町日間賀島北地6

コンビニ

日間賀島にはコンビニが2件あり、宿泊や観光の際の食料品調達に便利です。

デイリーコンビニエンス ヤマヨシ

住所：愛知県知多郡南知多町日間賀島中道下２０

ヤマザキショップ（Yショップ）やまと日間賀島店

住所：愛知県知多郡南知多町日間賀島東側１１０

おわり

以上で日間賀島の観光レポートは終了です。最後まで読んでいただいた皆様ありがとうございます。

愛知県に３つある離島にはそれぞれ異なる魅力がありますが、日間賀島はタコやフグが名物として知られています。
タコやフグなど島の名物を食べたい方にも、普段の生活から少し離れた離島で解放感のある観光をしたい方にもおススメできる素敵な島でした♪