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【男木島】No.105(作品紹介・解説)

作家:ワン・テユ(王德瑜)
作品名:No.105
展示会期:2022年(夏・秋)

「No.105」は台湾の作家、ワン・テユさんが制作した風船のアート作品です。
海や緑に囲まれたこの場所にどんな色があったら作品が輝くかを考えたと同時に、瀬戸内海のレモンから着想を得てこの色を選んだそうです。
No.105の展示場所は針金工場と道路建設用の倉庫を兼ねていた場所だったそうで、作品にはリサイクルした工業材料が使われており、この場所の過去や持続可能な環境の精神を表しているようです。

しまネコ

ワン・テユさんは自身の作品にNo.〇〇というタイトルをつけてるみたいだね。

入口にある風船の中には木製の椅子が入っていて、靴を脱いで座ることができるようになっています。

小波スレートに覆われた屋内に入ると2つの風船があり、それぞれ海と山をイメージして制作されています。

海をイメージした風船は靴を脱いで中に入ることができます
まるで海を泳ぐかのように入っていくと中にもうひとつ風船があり、これは島をイメージされているそうです。

山をイメージした風船には亀裂があり、頭を入れて中を覗けます。
風船の下からだけでなく、風船の側面から顔を入れる事ができるように足場も作られています。

しまネコ

全身を使って体感できる作品で子供たちにも人気だったよ!

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