作家:エカテリーナ・ムロムツェワ
作品名:学校の先生
展示会期:2022~
エカテリーナ・ムロムツェワはロシア出身、現在はニューヨークを拠点に活動しているアーティストです。
エカテリーナさんは「学校の先生」制作にあたり男木島のこどもたちを中心に、島民13名とのワークショップを行われました。
★オンラインでのワークショップ活動の様子はこちら
コロナ渦だった事もあり、ワークショップはオンラインで行われたよ!
ワークショップではエカテリーナさんが絵を描いているレクチャー動画が映され、子供たちはこの動画でエカテリーナさんの作品制作の方法を学びました。その後にレクチャー動画で学んだ事を活かしつつ、子供たちは鉛筆での下書きを行い、水性絵具・スポイト・霧吹きなどを使って各々が工夫しながら自由に先生を描きました。
このワークショップで制作した作品はエカテリーナさんの作品と同じ部屋に展示されています。
エカテリーナさんが「学校の先生」というタイトルをつけたのは「小学校や中学校の先生など、私たちの人生や生活の中で「先生」はとても重要な人物だと思ったから。」だそうです。
また、「学校の先生」の作品内で公開されていたエカテリーナさんが作品について話をされている動画で
「みんなの中にはそれぞれ違った先生の姿があると思います。」
「いい思い出、面白い思い出、時には思い出したくないこともあるでしょう。」
「しかし先生の姿は一生記憶に残ります。」
「時には仮面をかぶった存在、いつになっても思い起こさせることもあります。」
「先生の顔、仮面をかぶった顔、もしくはあなたが先生だとしたらどんな先生になりたいか、どんな顔をしているかなど想像して表現してみてください。」などとも語りかけていました。
Youtubeでも「学校の先生」の動画を公開しているよ!
奥の部屋にはゲームが置かれていて、ボウリングやすごろくのような3つの遊び方から好きなルールを選び遊ぶこともできます。