牛窓港からフェリーで5分！前島に行ってきたので観光スポット、カフェ、宿泊、アクセスなど紹介します♪　

前島とは

前島は美しい松林やキャベツ畑の広がる緑豊かな島で「緑島」とも呼ばれています。
農業が盛んで前島で採れた野菜を運んでいた農船が現在では牛窓と前島をつなぐ定期船となっています。
前島では牛窓甘藍（うしまどかんらん）というブランドキャベツも栽培されています。

また、江戸時代には石材産業が盛んな島で、後に紹介する大阪城築城の残石群は大阪城再建の際に石垣用の石を切り出した場所としても有名です。

アクセス

岡山県牛窓港から「まえじま丸」に乗船すると前島に到着します。
前島は牛窓港から僅か300mしか離れていないのでフェリーで約5分と、とても気軽に遊びに行くことができます。

運行時刻も1時間に1本ほどあり、運賃も大人往復300円、子供往復150円と格安なので釣り人など頻繁に遊びに行く方も気軽に利用している様子でした。

運行時刻や運賃については変更の可能性もあるので前島フェリーのWebページも確認してみてください♪

島内の移動手段

観光目的で前島に行く方は電動自転車での移動がおススメです♪
但し、後に紹介する”大阪城築城の残石群”などへは坂道が続くので休憩する時間を考慮してゆっくりスケジュールを組むのが良さそうです。
電動自転車は前島船乗り場すぐの”一般社団法人瀬戸内市緑の村公社”さんで800円(4時間以内)でレンタルできます。
牛窓も一緒に自転車で観光したい方は牛窓港すぐの”瀬戸内きらり館”でレンタルしてフェリーに乗せていくのも楽しそうですね♪

観光スポット

島の駅”もっくり”

島の駅”もっくり”は”前島をもっと元気にする為に、島のおばあちゃんが立ち上げて島の野菜の販売などをしています。

前島にはスーパー、コンビニなど食料品を購入する場所がありませんので必要な場合やフェリーの待ち時間などに島の駅”もっくり”を覗いてみてはいかがでしょう♪

菱形の木製オブジェ◇

前島に着いてすぐの港には韓国出身の現代美術家、金孝妍 （キム・ヒョヨン）による作品”菱形の木製オブジェ◇”が展示されています。

この作品は「瞳」をイメージして作られ、菱形のオブジェは実際に使われていた漁網や浮きなどで彩られています。
同じ景色を見ても、その人の現在の思考や知識、立場によってものの見え方は異なる。感じ方の本質は自分の中にある。と考え他の作品のテーマとしても「視点」を多く取り扱っているそうです。

ドッグラン

前島の港にはドッグランもあります。
ドッグランのルール、注意事項についてはコチラを確認してみてください。

展望台

日本のエーゲ海とも呼ばれ、「日本の夕日百選」に選ばれた岡山県牛窓から見る夕日。
前島の展望台は、岡山県牛窓の中でも綺麗な夕日を見ることができるスポットとして注目されていましたが、現在は展望台の老朽化に伴い登ることができなくなっています。

大阪城築城の残石群

江戸時代初期、２代将軍徳川秀忠の命により大阪城の再建が進められました。
その際に大阪城の石垣用の石を切り出した石切丁場の遺跡で、石をどのように切り出して形を形成したのかを見ることができます。

前島海水キャンプ場

前島の船着き場より電動自転車で10分ほどで行くことができるキャンプ場です。
このキャンプ場は民泊南風荘が管理しているキャンプ場（海水浴場）ですので予約などの詳細は民泊南風荘のページを確認してみてください。

牛窓前島キャンプ場

牛窓前島キャンプ場は島の高台にある別荘分譲地を利用したキャンプ場です。

現在はオープン前のお試しキャンプ場として区画C-4を利用することができます。
区画C-4は牛窓前島キャンプ場さん公式がYoutubeにて公開中。利用料金も1泊5,000円（6名まで可)と格安です。

カフェ

現在、前島で営業中のカフェや喫茶店は無いそうですが、2024年5月（GW前後）に唐琴荘周辺にカフェがオープンするそうです。

民泊

前島ではいくつかの民泊、旅館が閉館しています。
現在でも営業している民泊、旅館と連絡先は下記の通りです。

■唐琴荘　0869-34-2191

■おふくろの家　0869-34-2190

■南風荘　0869-34-3381

■龍宮本城　0869-34-4411

■Pアラパパ　0869-34-2112

前島観光の注意事項について

猪の出没

前島では猪を見かけることがあるそうです。
もし見かけても刺激しないように注意し、ペットやお子様の行動にも目を向けて安全で楽しい観光にしてください♪
特に、土が掘り返されているような場所はイノシシが近くで生活している可能性が高いので気をつけましょう。

脱水症状と熱中症対策

前島にはコンビニや自動販売機など飲み物を買う場所がほとんどありません。
島外で準備するか、前島に着いた後であれば「島の駅もっくり」や港にある自動販売機で十分な水分を確保して熱中症に気をつけましょう。

前島の猫

最後に前島で出逢った猫ちゃんたちの写真です。
そこそこ人に慣れている様子で港で熟睡している子や、島の人に撫でられている子も見かけました♪