直島のお家や店で見かける鉄製の表札、これ何だろ?
それは”屋号”という家の持つニックネームが書かれているよ!
この記事では”直島屋号プロジェクト”について説明するね♪
目次
直島屋号プロジェクトとは
そもそも「屋号」とは?
屋号とは「イエナ」や「カドナ」とも呼ばれ、それぞれの屋敷につけられた呼び名のことです。
江戸時代では、身分制度により武士や苗字帯刀を許された家以外の者が苗字を名乗ることが認められていなかった。
その為、同じ地域内で同じ名を持つ者が増え、個人の特定や判別がしにくく取引や日常生活に不便を生じた。
この問題を解決するために集落内で家ごとに名称を付け、人別判別の材料として使うようになった。
直島でも屋号は古い家が持つニックネームの事で、その人の特徴・地名・下の名前・職業などで呼び交わされていました。
直島屋号プロジェクトは”直島スタンダード”をきっかけに2002年から本村のまちづくりの一環として始まりました。
本村地区には89件の屋号がありますが、その中で51件のお家や店には屋号表札があります。
直島町役場や本村ラウンジ&アーカイブなどにフリーペーパーとして”直島屋号マップ”が設置してあるので、マップを見ながら屋号を見て回ることができます。屋号マップを見るとわかりますが、屋号は通りによって色が違い赤色、青色、黄色があります。
屋号表札はZAWAMEの永野ヒロコさんがデザインされ、形は直島の町で印象的だったポストをイメージされたそうです。
こちらでも直島屋号プロジェクトについてZAWAMEさんが記事で紹介されています。