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【小豆島】アンガー・フロム・ザ・ボトム(作品紹介・解説)

作品名:アンガー・フロム・ザ・ボトム(美井戸神社)
作家名:ビートたけし×ヤノベケンジ
公開年:2013年~

アンガー・フロム・ザ・ボトム(地底からの怒り)は「古井戸に棲む地霊的化け物が、人々を驚かす」という設定の作品です。

現在では井戸を見る機会が少なくなりましたが、井戸は自然の恩恵が得られる場所であり、井戸端会議という言葉からもわかるように、地域コミュニティの機能も併せ持っていました。また、井戸は水龍神の棲む場所としてあがめられたりもします。

そんな井戸が現代では、近代化に伴って人の手で閉ざされつつあります。
アンガー・フロム・ザ・ボトムは神様や地霊的な何かの人間に対する怒りが表現されています。

頭に刺さる斧は、イソップ童話「金の斧」のパロディとなり、欲にかられた男が湖に意図的に落とした斧が神様の頭に刺さって殺してしまうというビートたけしのギャクが古井戸に置き換えられ、ヤノベケンジによるデザインにより現代アートとして表現されています。

化け物が出てくるときの演出についてビートたけしさんより「地響きや、地鳴りが良いんじゃないか」という案が出され採用。その演出にビートたけしさんの声が起用されました。

しまネコ

現在の展示では井戸から現れる演出は無くなっていて、常に井戸から姿を現しているよ。

しまネコ

ヤノベケンジさんのYoutubeチャンネルでは制作過程の映像などが公開されてるよ!

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